中国に盗まれた「エボラ特効薬」WHOが富山化学の「アビガン」と同一成分の薬を中国が製造していると指摘。特許法違反だ。
エボラ出血熱に有効な可能性のある日本製の未承認薬「ファビピラビル(商品名アビガン)」。富士フイルムホールディングス傘下の富山化学工業がインフルエンザ治療薬として厚生労働省から認可を得ている(東京都)

掲載媒体 : FACTA ONLINE

富士フイルムホールディングスの連結子会社である富山化学工業が開発した抗インフルエンザウイルス薬アビガン(一般名・ファビピラビル)が、西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱治療の特効薬と注目の的だ。アビガンにより命を救われた患者4人の実績を受け、仏、ギニア、そして米国政府が臨床試験による効果確認を急いでいる。米国や欧州連合(EU)は、ワクチン、治療薬、診断技術開発に多額の公費投入を発表しており、最初に承認される治療薬は、アビガンを置いて他にない。

西アフリカでエボラウイルスによる集団感染が確認されたのは今年3月。ギニアからシエラレオネ、リベリアに広がり、さらに周辺国に拡大し、10月末の感染者数(疑いがある者を含む)は1万3千人を超え、死亡者数は5千人弱に及んだ。死亡率は50~70%とされ、治療薬、ワクチン開発は緊急を要する。

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