BBCはスクランブル、NHKは落とし穴

博士77
 英国BBCがスクランブルをかけるというニュースが飛び交っている。これまでⓃⒽⓀの受信契約を問題にしてきたYou-Tuberなどの間では「やった!」とばかりにはしゃいでいる。だが、果たしてそうであろうか?という話しをひとつ。

 スクランブルは契約をしていない世帯のテレビではⓃⒽⓀの放送を受信できなくなる。これでⓃⒽⓀを観ていないことが証明できたのであるからⓃⒽⓀは契約の勧誘を止めることになるということなんでしょうが、そうは問屋が卸さないのです。

 スクランブルはⓃⒽⓀが只見を無くすということに於いては有効で、既に受信契約をしている世帯に対して公平感がだせる。そしてこれまで只見をしていたが、ⓃⒽⓀを観たいという世帯に対しては契約を促進させる効果がある。なので、ⓃⒽⓀにとっては有利なことだらけ。
 ただし、放送法六十四条には「ⓃⒽⓀの放送を受信できる設備を備えた者はⓃⒽⓀと受信契約を結ばなければならない」とあり、スクランブルをかけたのでたまたまⓃⒽⓀを観れなくなっているものの。テレビはⓃⒽⓀの放送を受信できる機能がある。つまり、受信契約をしなければならない。ここは変わらない。

 よって、これまで「TVあるんでしょ、ⓃⒽⓀを観ているんでしょ」と言い、しつこく契約を迫っていた勧誘員は、これから「ⓃⒽⓀを観ているんでしょ」の文言が減るだけ。未契約の1,655万世帯は相変わらずその鬱陶しい対応に迫られる。

 喜ぶなら、スクランブルをかけたのだから放送法の六十四条は不要になるとして、この条文を撤廃させなければならない。そうでない限り、契約したくない世帯にとってスクランブルは意味のないものになる。一方、ⓃⒽⓀは命綱としているこの条文を撤廃するなどあり得ないこと。

 本当にⓃⒽⓀを観ないなら📶公再協が提唱しているⓃⒽⓀとの契約を解約、あるいは契約をしなくて済む方法を実践して、その後も勧誘員に煩わされないようにするしかない。

 それを実践されたならⓃⒽⓀとは、あれは何だったのか?思うこと請け合いで、ⓃⒽⓀもそれに気づいているから、その火種になるスクランブルはかけないと見ている。