中国は上辺だけ繕った張り子の虎

博士77
 ブルームバーグは「中国経済がアメリカを凌いで世界一になるなどというシナリオは実現しない」と明言し、その予測記事を配信した。以下は宮崎正弘氏のブログから、

 嘗て、日本はアメリカを超えて世界一になる(ジャパン・アズ・ナンバーワン)と持て囃されたものだが、債務危機と人口減に直面し頓挫した。エズラ・ボーゲルの予言通りになったしハーマン・カーンが予測は1980年代の10年間だけであった。

 中国が世界一になれない三大要因としてブルームバーグが挙げた理由は「債務危機」「国際的孤立」「人口減少」である。
 どれをとっても世界一を目指すには大き過ぎる問題である。

 債務危機についてはみるまでもないし、国際的孤立はワクチン外交、借金の罠、戦狼外交、そして台湾やリトアニアへの恐喝などをみても、世界中が飽き飽きしている。

 人口減は中国の新世代の人生観が替わったからであろう。先進国、とくに米国と日本がそうだが、大学進学と一生ついてまわる学生ローンは深刻な問題であり、価値観の激変は日本人に急激な出生率(1・24前後)の低下をもたらした。ちなみに韓国の出生率が0・84と世界最悪(OECD諸国の中で)。

 中国は14憶の民を誇るが、うち10億人はまだ飛行機に乗ったことがない(笑)

 6億人は月収200ドル以下で暮らしていると推測される上、2憶人は水道のない生活環境にある。そして大学卒業の対人口比は4%であり、アメリカのそれは25%である。

 識字率と知識の普及の平均値は、先進国に比べると顕著な違いがある。

 など、上辺だけ繕った張り子の虎と評している。