病気の怖さ考

博士77
 痛風と言う病氣はご存じだろう。風が当たっただけで足の親指に激痛が走ると言う病氣。男子しか罹らない。

 高尿酸血症が亢進して発作を起こすもの。でも、痛風で死んだなんて聞いたことがない。痛みに勝てず治療するから、それ以上悪化させることがないためだ。なので怖い病気ではない。

 本当に怖いのは、罹っても痛くも痒くもない病気。がんや糖尿病などがその典型。治療しなければ数年で死に至り、末期は壮絶な苦痛に襲われる。そうなるともうモルヒネなどの麻薬で痛みを抑えるだけの終末医療しかない。ちゃんと病に向かい合い適切な治療を受ければ、今はかなり回避できるようにもなっている。

 これは社会の「病」に対しても同じことが言える。空き巣やスリの被害にでも遭えば、大騒ぎするが、静かに進行する円高やインフレ、やんちゃな隣国の振る舞いなどにはとんと無頓着。それでいいのかな?と思う。

 今なら、まだ個人として対処出来るかも知れない。