経済制裁、笊(ザル)だった

博士77
 経済制裁でルーブル暴落と伝えられたが、ルーブル:ドルのレートは以前と同じ水準に戻ってる。崩壊が予想されたロシア経済も破綻は免れてる感じ。
https://www.xe.com/ja/currencycharts/?from=RUB&to=USD

 どうなってるのか?

 ドイツやイタリアといったロシアの天然ガスに頼る国々はあいかわらず輸入は継続していたが、なんとアメリカがロシアから原油を買っているそうだ。その支払いはルーブルのみと言っていたロシアも得意客にはユーロやドルでの支払いを認めてるからだ。

 もともと中国が大量に買うので経済制裁はロシアにはそれほど効かないと言われていたが、この呆れるばかりの骨抜きとなれば効かないどころか原油・ガスの値上がりによって寧ろロシアは儲かる。

 バイデンがシェールガス生産を止めた事が大きなしっぺ返しでアメリカを襲ってた。国内のインフレ、ガソリン価格高騰を止めなければバイデン民主党は中間選挙で大負けすることは必至。そのためにアメリカはロシアから以前より多く原油を買う始末であって。EU各国も英国を除きあいかわらずロシア頼りであり、制裁には及び腰。自国民の暮らし向きの確保=政治家の保身でありそれが第一優先、戦争被害などには目を瞑る。人間の平和への希求なんて、およそ絵に描いた餅であることがハッキリした。

 こうなるとプーチンも停戦を急ぐ必要はないだろう。こんなときこそ日本も戦略的に動き高性能&安全な原発を世界に売り込むチャンスではあったろうが、あいかわらず自国の原発は休眠を続け、ロシアからの石炭輸入も止めて国民に我慢を強いるありさまでは何とも説得力がない。世界は日本を嘲笑している。そんな日本の滑稽で哀れな姿も昨今の円安の原因になってる。

 先日キーウを訪れゼレンスキーと会談したジョンソン首相、その時の双方の妙にニヤニヤした笑顔に違和感。狡猾な英国はこの騒動で「ひと儲け」企んでいるに違いない。なにしろ親分の米国バイデンがアレでは、出し抜くのは簡単。

 よって心配された第三次世界大戦は更に遠のいた。めでたきことだ。キッシーの二人参謀がそれを読み込み首相を動かしてたということなら、日本の官僚はやはり狡猾優秀と言わねばならないが、円安はとそれによる日本経済や家計への影響はより深刻になった。